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かえる本舗

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誰も書かなかった日記2(あらし)

 「枇杷の木」が75%で「かえる」は15%だって。おいおい、天秤にかけているのかよって思ったよ。俺にどうしろと言ってんだ。

 今は、みんな、リンクス参加中ってことになってるけど、当時はお誘いがなければ入れなかった。「神のしめ縄」はある男に誘われてリンクスに参加。そうそう、気をつけな。本名知られたくなかったら、訂正しておけよ。「神のしめ縄」、うかつにもそれをしないで参加。その男に知られてしまう。その男、やだねえ。しつっこく、交際をせまる。断るとあとは嫌がらせ。

 その男だけじゃあない。また、別の男が交際をせまり、断ると、これまた嫌がらせ。メッセージだけだから、本当かどうかは分からないよ。俺、それを聞いて、おんなっていいなあ、俺のところへも、そんなのこないかなあって思った。(笑)

 どのようにしたかは分からないけど、それらを追っ払ったのが「枇杷の木」。男をあげたわけだ。俺は「神のしめ縄」と「枇杷の木」が知り合う以前に、意図的な男下げをしていた。これが75と15の違いらしい。(笑)

 俺、自由な遊び人。しばらく、「神のしめ縄」から遠ざかっていた。そして、様子伺いのメッセージ。あはは。「枇杷の木」が100%。
 彼、彼女に要求されて、今までリンクしてた女性をはずしたんだって。相手がよく承諾したものだと思ったよ。俺にそれができるかだって。できるわけないよ。それまで、俺のところへリンクしてきたのは「神のしめ縄」ただ一人。しかも、相互リンクの仕方を知らなくて、彼女の一方リンク。そのときは、はずされていたけどね。

 「枇杷の木」は、朝に夕に、そして「おやすみ」のメール。まめだねえ。よっぽど、暇なんだと思ったよ。俺、日記に暇だ、暇だって書いているけど、そこまでは暇でないよ。「あなたにはできないでしょ」だって。「俺は自由な遊び人だ」って返信。で、扉が閉じた。すべて「神のしめ縄」からのメッセージ。真偽のほどは定かじゃあないよ。俺が意図的にへまをしたのは、そんな方向へ行って欲しかったんじゃあない。

 まあ、どうでもいいか、と思っていると、俺のブログにあらし到来。たった1度の訪問で、俺は四苦八苦。詳しくは日記「ウィルスの注射?」を見てくれ。そのころだったか、俺は、愛の語らいなどと日記で吠えながら、放浪していた。俺の日記は青春放浪記だなんて思いながらね。(笑)

 で、「神のしめ縄」の日記に久々の訪問。日記を見て、おかしいなって思ったんだ。言ってたことと日記の様子が違うんだ。幸い、閉じてるはずの扉が開いていたから、メッセージ。彼女は「枇杷の木」と二人の世界に入り込んでいるから、俺はお呼びでないという。何回やりとりをしただろうか。とにかく、言っていることが矛盾だらけだった。ヒステリック、そんな印象だった。挙句の果てに、俺のへまを攻める。

 そして、俺のブログに「枇杷の木」訪問。しかも、ご丁寧にメッセージまで。「彼女は俺の女だ。ひっこんでろ。」とでも書いてあれば、俺も応戦していたが、「神のしめ縄」が迷惑していることを、長々と。ホント、あんな長いメッセージ、初めて見たよ。文章を読んで、この人、相当年配だなって感じたよ。こんなので、前の二人の男、本当に引っ込んだのかなあって思ったよ。疑問だらけ。

 どっちがトムで、どっちがジェリーか分からないが、その後は追っかけっこ。俺は遊び人、Hなことも言う、間違いない。でも、俺より上手の遊び人「枇杷の木」(ホントかどうか知らないよ。彼女の弁だよ。すべて承知の上だそうだよ。)と電話で話し合ってるだってさ。リアルの「枇杷の木」の家庭状況まで聞かされた。
 「遊び人ってのはうそでしょ、本当は真面目なんでしょ。」というメッセージが何回きたことか。俺はその度に、「俺は、根っからの遊び人。うその多いこの仮想の中に、ストレートに正直にモノを言う男がいてもいいだろう。」って返信した。

 俺の頭の中は????だらけ。俺の日記のコメント、女が多いこと、よく知っていてる。しかもハンドルネームまで。ご丁寧に、俺と○○があやしいと「枇杷の木」が言ってた、だって。それに、コメント少ないのに、アクセス多いのは、メールのやりとりを頻繁にやってるからだと言ってるとも。変なメッセージを残してから、一度も訪問していない彼が、そんなことを言えるのはどうしてなんだ。

 それからだよ。「神のしめ縄」の日記にコメントしている男の訪問者、リンクをしている男のブログをチェックしたのは。「枇杷の木」以外にもいる、いる、いる。
そして、また、???? でも、俺が意図的にへまをした意味はあったかなと思った。そして、俺の頭の中の?を尋ねると、訪問者は俺をあらしと思っていると聞かされて、ますます、????。

 俺は悟った。「神のしめ縄」は人の言にして、自分の考えを言ってるんだと。だから、俺は引いた。

 そして、「枇杷の木」が女から攻撃されてブログを閉じるはめになり、パスワードを教えて二人で共有している、と聞いていた。
 俺のブログに「枇杷の木」が訪問して、うそを確信した。ブログを閉じて、「神のしめ縄」の共有が本当なら「神のしめ縄」と表示されるはず。

追記
 「あんな嘘ばかり、書くなんてあきれる。」とメッセージ。
 「嘘だと言うのなら、メッセージ貼り付けてみようか。」と返信。
 「神のしめ縄」の扉が閉まった。

 俺は、2本目の列車を走らせるのを躊躇していた。
 2本目の列車は、テロにより爆破、運行不能でけりをつけようと思っていた。

 日記3の追記を見たのだろう。
 「嘘だと言ったのは、二度とメールをしないってこと」とメッセージ。
 俺はメールをしないなどとは言っていないし、
 昨日の嘘とも違うと思いながらも、容認。

 この列車を走らせる気になったのは、昨日と全く異なる回答を、
 しゃあしゃあと送ってきたからだ。
 どんな回答でも認めると書いてある日記を見たのだろう。
 「どんな回答でも認めようと思ったのは昨日のこと。」と返信して、
 今度は俺が扉を閉じた。


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